800年以上の歴史を今に伝える「日野祭り」

日野祭りは、5月3日に行われる馬見岡綿向神社の大祭で、800年以上の歴史があります。前日の2日の宵山には各地域で曳山が引き出され、提灯に明か りを灯して夜遅くまで祭ばやしが奏でられます。宵山巡りでは、19:00より町内16基全ての曳山を見てまわりました。曳山の灯りの美しいこと。お囃子と光の文化を楽しませていただきました。

日野祭り本日は、3日早朝に上野田の五社神社から始まります。この祭をとり仕切る神調社(シンチ ョウシャ)・神子(カミコ)等の渡御が行われ、綿向神社までの約3kmの道のりを神子3人の小学1年の子どもと60~70人にも及ぶ紋付き羽織袴の大人による行列が続きます。そして、神輿3 基と12の曳山が神社境内に勢揃い。この日一日、日野の町は祭一色となりました。午前は、綿向神社の厳粛な祭礼行事に参列させていただきました。午後は嘉田知事がお見えになり、大窪の信号から綿向神社までご案内させていただきました。途中、御輿が小休止されているとき、担ぎ手の皆さまが私を胴上げしてくださり、この上ない有り難さに感謝感激。

昼食は、感応館で知事や金井教授を初めとするいきものみっけファーム滋賀の役員、持続発展教育ESD委員などと一緒に鯛そうめん弁当を戴きました。綿向神社に向かう途中、三日月代議士にお出会いしました。

帰る途中、市田さん宅で鯛そうめんをご馳走になったり、モーアさん宅で近江商人の家を見学させていただいたりして、素晴らしい一日となりました。

日野祭りは、神社から神社へと渡り儀式が行われ、絢爛豪華な御輿や曳山が出される祭りです。かつて近江日野商人の寄付も多くありましたが、今は町内の方々が維持をされており「まち文化」として今に伝えています。感動の日野祭り。来年のご来町をお待ちしています。