ヒユーマノイドが街を歩くとき~ロボット新時代へ~

人口知能を搭載し、人間とよく似た動きができるロボットが世界各国で開発されています。昨日、NHK特集を見ました。人類は、産業革命を経験し、情報革命に次いでロボット革命が起こると言われています。すでに、工場生産の現場では溶接ロボットや組み立てロボットが導入されてきました。最近では、お掃除ロボットなる物が出ていますが、これらは精密な作業をする機械であって、凡そ人間の形をしたロボットではありません。3・11以後、がれき処理や人が行けない場所で活躍するロボットの開発が急速に進みつつあります。福島の原発事故では、内部の様子を撮影するのに、日本のアシモ君ではなくアメリカのロボットが活躍しました。

これからは、運動能力と人工知能を駆使したロボットの登場で私たちの暮らしや社会が一変します。すでに、同時に3人の会話を聞き分けることが出来るロボットや暗闇の中を障害物を乗り越えて進む人型ロボットが登場しています。ある日本の工場の朝礼で、従業員の皆さんと一緒にラジオ体操をしているロボットの姿が放映されていました。目もあり腕も付いているロボットです。昼休みになると従業員の皆さんは昼食と休憩に入りますが、ロボットだけは黙々と仕事をしていました。ロボットとの共存の姿ですが、こんな時代がすでに来ていることに驚きました。

10年~20年後は、サッカー大会をするロボットや喫茶店のウエイトレスロボット、介護ロボット、お使いロボット、自動車を運転するロボットなど、ヒユーマノイドがまちを歩いているかもしれません。どうしよう。