国体主会場決まる

国体開催準備委員会総会が開催されました。主会場が彦根に決まりました。

主会場には、大津瀬田丘陵、希望ヶ丘文化公園、彦根総合グラウンドが候補にあがっていました。費用面では、希望ヶ丘文化公園が最も安く、瀬田丘陵は最も高くつくとの見通しでした。JRに最も近いのが彦根で徒歩圏内、瀬田丘陵と希望ヶ丘は最寄りJR駅からバス移動になります。前回のびわこ国体の主会場が大津皇子山でしたので、彦根開催は北部の方々にとっては悲願だったことでしょう。昨年の特別委員会でも議論してきましたが、南北問題の解消に加え、巨額を投じるのですから防災施設を兼ねあわせることが重要です。選定委員会でこの課題がどのように議論され、どこまで反映されたかは定かでありませんが、南海トラフ地震や福井の原発事故に対応する避難施設として、瀬田丘陵や希望ヶ丘文化公園などの防災拠点整備の検討は重要になってくると思います。

主会場が決まりましたので、今後、市町での競技種目の選定と施設整備に関して話し合いが進んできます。スポーツを通して住民の皆さんの健康増進を図ることに加え、祭りの後の活用も考え、さらに防災施設としての整備についても視野に入れていただきたいと思います。また、夢が膨らむ国体ですが、財政負担が重荷にならないよう工夫が求められます。すばらしい国体になるよう力を合わせてがんばりましょう。